平成15年8月9日
阿蘇郡高森町 南阿蘇畜産農協
肉用牛交流研修会
1.目的
農林水産省は平成15年7月1日より食の安全・安心の確保など消費者を重視した農林水産行政を確立するため、組織改編された。そこで今回は消費者に喜ばれる肉用牛の生産推進と、消費者の意見を聞くことを目的に研修会・交流会を開催し、もって本県肉用牛の振興を図る。
2.内容:
@肥育施設内での勉強会
A講演会
B生産者牛舎見学研修会
3.講演内容:消費者に喜ばれる肉用牛の生産について
4.講師:菊南温泉観光ホテル 総料理長 大島孝氏
5.講演要旨:
@日本人は牛肉にうまいのではなくてやわらかさを求めている。
A県は地産地消というが、農家も全国に健康を与えるという気持ちにならないといけない。
Bあか牛は草を食べる牛、粗食に耐える牛とPRしなければならない。
Cあか牛の肉をもっと道の駅などに出すべきである。
D熊本は黒牛では日本一になれないがあか牛ではなれる。
E売り込む要素は、うまさか、単価か、安心かをはっきりさせること。
Fあか牛はもっと地元の学校給食に取り入れていかねばならない。
Gもう少しメディアを活用して宣伝すべき。熊本は宣伝がへた。
H畜産農家も問題意識を持つ必要がある。だれかがするだろうではだめ。
I我々料理人も地元の農家の人と交流会を持ち勉強したい。
J阿蘇にきたら牛乳と牛肉だという点を重要視しなければならない。
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