■■■ 平成15年度九州地域飼料増産検討会開催要領 ■■■
- 目的
「食料・農業・農村基本計画」においては、国内の農業生産を増大して、食料の安定供給を図ることとしており、特に、食料自給率の向上を図る観点から自給飼料の生産拡大は重要な課題となっている。このため、平成12年4月には「飼料増産推進計画」を策定・公表し、自給飼料の面積拡大、単収の向上等の目標を定めたところである。
本計画を達成するためには、特に労働加重の軽減や、耕作放棄地等に解消による作付け面積の拡大、未利用地の有効活用を図るとともに、家畜ふん尿の農用地還元による処理コストの低減の取り組みが必要である。
このため、自給飼料増産と資源循環型畜産の確立に向けた取り組みとして、「日本型放牧シンポジュウム・現地検討会」を開催し、肉用牛経営において各地で実践されている放牧の取り組み等について技術的な検討を行うことにより、肉用牛経営における日本型放牧の推進、自給飼料の増産を図る。
- 主催
農林水産省九州農政局
- 共催
熊本県、熊本県畜産技術連盟、(社)日本草地畜産種子協会
- 日時
平成15年12月18日(木)13:15〜17:00
平成15年12月19日(金) 8:30〜12:30
- 場所
第一日目:メルパルク熊本 白川の間(2F)
第二日目:熊本県中央町
- テーマ
「放牧を取り入れた低コスト肉用牛生産」
- 内容
一日目:シンポジュウム
- 「飼料を巡る情勢と放牧利用の推進について」
農林水産省生産局畜産部畜産振興課企画官 伏見昭秀
- 「シバ草地の現状と今後の取り組みについて」
熊本県天草農業改良普及センター技術長 浅田芳彦
- 「大分県における放牧牛の衛生・管理対策」
大分県畜産試験場草地・放牧経営部主任研究員 里秀樹
- 「水田等を活用した放牧の取り組みについて」
長崎県世知原町産業振興課参事 藤森克彦
- 「中山間地域における放牧の取り組みについて 〜あか牛と仲間で守る農地〜」
熊本県畜産農業協同組合城南支所支所長 平岡隆幸
- 「クヌギ林を活用した放牧の取り組みについて」
大分県大野地方振興局農業振興普及センター主任 西田美紀
大分県大野郡朝地町 安藤大作
二日目:現地検討会
水田裏・耕作放棄地を活用した放牧
- 出席者
九州各県畜産主務課、県出先機関、市町村、九州各県畜産会、(社)日本草地畜産種子協会及び九州各県会員、九州各県農業協同組合中央会、九州各県経済農業協同組合連合会、全国農業協同組合連合会九州各県本部、全国開拓農業協同組合連合会九州支所、全国畜産農業協同組合連合会福岡支所、全国農業協同組合連合会福岡支所、全国酪農業協同組合連合会福岡支所、生産局、九州沖縄農業研究センター、家畜改良センター熊本牧場、家畜改良センター宮崎牧場、九州農政局、肉用牛農家、その他関係者



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