■■■ 平成15年度学校給食モデル地域協議会開催 ■■■

1.開催年月日
 平成16年2月13日(金)午前10時〜午後1時

2.開催場所
 阿蘇郡高森町南阿蘇畜産農業協同組合 会議室

3.共催
 熊本県畜産協会 南阿蘇畜産農業協同組合

4.協議会次第
 (1)開会   10:00
 (2)挨拶 南阿蘇畜産農業協同組合 穴見組合長   10:10
 (3)協議
  1. 地産地消運動と学校給食について 熊本県畜産振興課 参事 飯田氏   10:30
  2. 畜産物安全安定供給相互理解事業の説明 熊本県畜産協会 畜産コンサルタント 藤野氏    10:45
  3. 学校給食に地元産牛肉を使ったメニューについて 料理研究家 池崎一郎先生   11:30
  4. 意見交換会 アンケート調査
 (4)閉会   12:00

 

 

 


◆ 講 演 会 資 料 ◆


「地産地消運動と学校給食について」(PDF 6,237KB)

デンマーク風ハンバーグ(フリカデレ)
材料 4人前
 牛ひき肉>400g
 ベーコン(薄切り)>2枚
 タマネギ>中1個
 キャラウェーシード>小さじ1
 小麦粉>大さじ2
 卵>1個
 サラダ油>15cc
 バター>30g
作り方
  1. ボウルに、ひき肉・細かく刻んだベーコン・卵を入れる。タマネギをすりおろして加える。刻んだキャラウェーシードを加える。
  2. 小麦粉を加え、塩・コショウをしてから粘りがでるまでよく練る。
  3. 2を8個の団子状に分ける。これを、1cmの厚さの小判型に整える。
  4. サラダ油と半量のバターをフライパンに入れ熱する。ハンバーグと同じ要領で肉を焼く。
  5. 残りのバターを、焼いた後のフライパンに入れて溶かしこれを、肉のソースとする。

牛肉のロール煮込み
材料 4人前
 牛肉(イチボ又は内モモ)>4枚(1枚100g)
 ベーコン(薄切り)>4枚
 タマネギ(薄切り)>小2個
 赤ピーマン(缶詰)>2個
 ピクルス>2本
 マスタード>小さじ4
 ニンニク(みじん切り)>1片
 トマトピューレ>大さじ2
 牛のブイヨン>500cc
 バター>25g
 サラダ油>25cc
作り方
  1. 肉をまな板に並べ、片面のみ塩・コショウしてからマスタードを塗る。
  2. ベーコンを1の上に置く。細切りにした赤ピーマンとピクルスを交互に並べる。巻き寿司の要領で巻く。端を爪楊枝で止める。全体に軽く塩・コショウする。
  3. 片手鍋にバター15gとサラダ油15ccを熱し、ニンニクを焦がさないように中火で炒める。タマネギを加えて、しんなりするまで炒める。トマトピューレを加えて弱火で3分ほど煮る。
  4. フライパンに、残りのバターとサラダ油を熱し、2の肉の表面に焼き色をつける。
  5. ブイヨンを3に加える。4の肉を入れて、40分ぐらいコトコト煮込む。
  6. 塩・コショウで味を整える。
※ 下ごしらえ→肉は厚みの半分に包丁を入れて開く。これを水で湿らせたラップの間にはさみ、肉たたきでたたいて厚みを均一に薄くのばす。

牛肉の南仏風ドーヴ
材料 4人前
 牛肉(肩肉又はばら肉、シチュー用)>500g
 小麦粉>大さじ2
 タマネギ(薄切り)>大1個
 辛口白ワイン>200cc
 牛のブイヨン>400cc
 パセリ>少々
 ブーケ・ガルニ>1束
 サラダ油>30cc
 塩・コショウ>
作り方
  1. サラダ油を鍋に入れて熱し、タマネギを甘味が出るまで炒める。
  2. 牛肉を加えて焼き色をつける。小麦粉を入れてさらに炒める。
  3. 白ワインを注ぐ。アルコール分を飛ばしつつ、3〜4分煮る。
  4. ブイヨンとブーケ・ガルニを加えて、肉が十分柔らかくなるまで、じっくり煮込む。
  5. 仕上げに粗く刻んだパセリを散らす。

牛ミンチボールのトマトソース煮
材料 4人前 牛ひき肉>400g
 生パン粉>150g
 卵>1個
 オリーブ油>大さじ2
 塩・コショウ

トマトソース
 タマネギ(みじん切り)>1個
 オリーブ油>大さじ3
 トマト水煮(缶詰)>400g
 タイム>小さじ1/2
 塩・コショウ
作り方
  1. パン粉に少量の水を加える。
  2. トマトソースを作る。みじん切りのタマネギをオリーブ油で炒める。トマトを加える。タイムを加える。塩・コショウをして、20分ぐらい煮込む。
  3. パン粉をよく絞る。ボウルに絞ったパン粉・ひき肉・卵を入れる。塩・コショウをして、よく混ぜ合わせる。
  4. オリーブ油を熱する。ミンチボールを加えて炒める。トマトソースを加えて7〜8分煮込む。
  5. 肉をボール状にする。
※ 付け合わせには、米、又はヌイユがよい。

池崎一郎 プロフィール
1952年熊本市生まれ。フランス料理研究家。エッセイスト。水彩画家。東大法学部卒。都市銀行に勤務後、料理研究を志し、フランス料理の権威・辻静雄氏の薫陶を受ける。週刊朝日百科「世界の食べもの」の執筆スタッフとしてフランス地方料理(13巻)の編集に参加。その後、辻調理師専門学校フランス高・校長代行を経て帰国。(フランス在住10年)。訳書に「ヒュー・ジョンソンのポケットワインブック」(鎌倉書房)、「香辛料の世界史」(クセジュ文庫/共訳)、「パリ美食の饗宴」(hologramme社)、「オルセー美術館」などがある。1992年から1994年までの2年間、RKKテレビ『ざあーっとサタデー』にレギュラーとして出演。1998年4月より、熊本日日新聞の「すぱいす」誌に『山里からボンジュール』の題でエッセイを連載中。フランスのボージュレワイン協会終身会員。1996年から阿蘇郡蘇陽町在住。フランス人の妻との間に一男一女がある。





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