目的・・・熊本県においては、堆肥処理について地域内外の利用推進など、県内の耕種農家における
       利用拡大を図っているところであるが、その耕種農家が求めている良質堆肥づくりと、堆肥の
       生産や、流通にかかるコスト低減などが大きな課題となっている。
        そのため、堆肥生産者や関係指導者などを対象に、良質堆肥生産と流通・利用を促進し技術
       や手法について必要な知識の習得を図り、堆肥供給と利用拡大および地域の資源環境型畜産
       の推進を目的とする。
      
期日・・・平成18年1月26日(木)   場所・・・熊本県農業研究センター [菊池郡合志町栄3801]

 研 修 

1)演題・・・「堆肥生産の基礎技術について」 
        講師:(財)畜産環境整備機構  審議役 本多勝男氏
       
       今後の堆肥の流通促進における(耕種農家に対しての)課題
       1・・・堆肥の品質(良質)
       2・・・堆肥の価格(耕種農家の生産コストと対比)
       3・・・耕種側に対するサービス(散布など)
       4・・・堆肥販売におけるPR活動
                         
 *商品(堆肥)に対する畜産農家の知識向上(堆肥の使い方を畜産農家も理解する)
 *堆肥微生物の栄養源:易分解性有機物と好気性微生物の循環を重要視すること。
      
 ◎保水性 ・排水性に優れ、保肥力と通気性に富む土壌は、団粒構造にになっている
   ことが必要である。
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2)演題・・・「堆肥の流通・利用の促進について
        講師:(財)日本土壌協会 専務理事 猪股敏郎氏
  
3)話題提供

  @・・・「堆肥センターの現状と問題について」
             熊本県農政部畜産振興課経営環境班 参事 中山統雄氏 
   
  A・・・「堆肥流通利用促進の取り組みについて」
             JA玉名 指導販売部畜産課 課長補佐 打越辰美氏
   
  B・・・「ISOを活用した堆肥生産の取り組みについて」
             JA熊本うき土づくり健康センター 所長 中山茂樹氏 

4)総合討論
  
  <パネラー>  (財)畜産環境整備機構      審議役   本多勝男氏
           (財)日本土壌協会         専務理事 猪俣敏郎氏
           JA玉名 指導販売部畜産課   課長補佐 打越辰美氏
           JA熊本うき土づくり健康センター 所長     中山茂樹氏
           JA鹿本農業技術開発センター   所長     清本  豊氏

  <進行役>  熊本県農政部畜産振興課経営環境班 主幹 浦田保憲氏


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