開催場所・・・ 熊本市立本荘小学校    
        
目   的・・・ 近年、畜産経営においては、担い手の高齢化による飼養農家戸数の減少やBSEの発生などによる
食品の安全をめぐる消費者の関心の高まりに関する対応など、今までの飼養環境 とは違った新しい
飼養管理が要求されてきている。 そこで、熊本の畜産農家の生産から消費までの流れを正しく理解
してもらうことを目的に「ゲストティーチャー研修会」を開催し、熊本県畜産のさらなる生産振興を図る。  
       
講   師・・・ 全日本司厨士協会熊本県支部 支部長 大島孝 氏   (元菊南温泉観光ホテル総料理長)
    
授業内容・・・ 1.地元堆肥を利用した野菜を使った食育について (大島氏)
2.畜産物の食品表示について (熊本県畜産協会職員) 
      
参 加 者 ・・・ 熊本市立本荘小学校1・2年生と その保護者、教諭、(社)熊本県畜産協会職員

熊本市立本荘小学校では「いのち」をテーマにいろいろな方向から学習を進めている。今回は先の3・4年に引き続き
1・2年を対象に、県内の畜産農家が生産した堆肥を使用し学級菜園で「かぶ」を育て、子供たち自ら学習を発展させる
食育を実施した。 種から育てたかぶを最終的に料理して、余すことなく食べることにより、食の安全や食の糧、人々の
栄養になる過程を学習した。

 あいさつ・自己紹介
 ダンスをしながら
        元気いっぱいに自己紹介


  「俳句」の盛んな本荘小学校に通う子供
 たちは、「堆肥・かぶ・コックさん」等を取り
 入れて、次々に自分で作った俳句を発表
 してくれました。
       
 かぶの収穫
   秋に蒔いた「かぶ」の種は、この日を
  待っていたかのように、丸々と成長して
  いました。

       きれいに洗って調理室へ
        
 調 理
 ←材料の畜産物の紹介と
       食品表示制度について 


  大島先生から、包丁と火を使うときの
 注意を聞いて、いよいよ「かぶのスープ
 作り」が始まりました。

  みんなとても積極的に
             調理に参加します。
 大島先生 「かぶは、全部生で食べられます。」 「やさしい野菜のなので主役になる時、かぶの味を引き立てて
        くれる玉ネギを使うといいですよ。」 生のまま皮や実を食べた子供たちは、一斉に「あま〜い!」
      
 会 食/
 感想・交流
 「かぶのスープ」は、給食メニューの
          ロールパンにピッタリです。

 こんなに美味しいのは・・・

「堆肥を使ったから」「種まきの時おまじない
をしたから」「水やりをしたりして、お世話をし
たから」「みんなで料理したから」「愛情を込
めて作ったから」

              ・・・と意見を発表
      〜大島先生から〜   「かぶ」が思っていた以上に甘く よくできていたのでびっくりしました。
                    みなさんが、自分の意見をしっかり言えて、とても感心しました。
                    料理は一生懸命作ると、きっと美味しくできますよ。
 
         -代表あいさつ-

 「今日は、料理や、いろんな事を教えて
  下さってどうもありがとうございました。」

みんな一斉に


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