平成19年2月26日(メルパルク熊本)
参加人員70名
主催
熊本県酪農業協同組合連合会・熊本県畜産協会

                     目 的
      
 家畜排せつ物法の制定に伴い、家畜糞尿の適正処理が義務づけら
れ、資源循環型農業が見直されている。
また、堆肥の有効な活用は、安全安心な自給飼料確保と耕畜連携の礎
となるため、堆肥生産技術や利活用に関する技術の構築が欠かせない
と考えられる。
 ついては、良質堆肥づくりから自給飼料における活用法、及び資源循
環型の耕畜連携に必要な堆肥流通に関する研修会を開催する。


内 容

1.演題:「八代地域における耕畜連携への取り組み」
 講師:高木 宏臣氏(県八代地域振興局・農業普及指導課参事)
 ・堆肥の地域内流通の取り組み
 ・堆肥の広域流通の取り組み
 ・飼料イネ生産の取り組み
 ・牧草(イタリアン乾草)生産への新たな取り組み
 ・今後の耕畜連携の方向性
  2.演題:「上手な堆肥利用による安全で安定した草づくり」
    講師:池田 弘司氏(ワコー農材・代表取締役社長)
    ・購入飼料・自給飼料と養分要求量の関係
    ・N,K過剰が草・牛に与える影響度合い
    ・土壌組成とCECの関係
    ・熟成した堆肥の効用と活用方法
    ・土壌のPH・N・P・Kの効用と石灰等投与の問題点
    ・堆肥投与量別における注意点
3.演題:「水田を活用した飼料作物栽培」
  講師:山渕 泰氏(雪印種苗・宮崎研究農場場長代理)
  ・世界中のバイオエタノール生産の現状
  ・自給飼料に求められる品質について
  ・粗飼料栽培上の手順
  ・粗飼料収穫に伴う注意点


★催し・イベントへ


畜産広場へ