目 的
 新たな「食料・農業・農村基本計画」では、飼料自給率の向上が重要な課題と
なっており、そのためには、濃厚飼料の自給率向上を図ることが必要となるが、
配合飼料の主原料である飼料穀物については、そのほとんどが輸入に依存し、
全国の飼料自給率は25%程度に留まっている。
 最近の穀物需給の動向を見ると、アメリカのエタノール需要の高まりから、配
合飼料の中心となるトウモロコシの需給が逼迫し、昨年から値上がりを続けて
いる。
このため、畜産農家においては、配合飼料価格の先行きに対する不安感や、
その代替となる食品残さなど国産飼料資源の確保・利用促進に向けた要望が
広がっている。
 そこで、輸入穀物の高騰に伴う配合飼料価格動向と、その代替飼料としての
エコフィードへの取組について、畜産関係者の理解を深めるための講演会を開
催し、九州における飼料自給率及び家畜生産性の向上に資するものとする。
主 催・共 催
主催 熊本県、熊本県飼料増産行動会議、(社)熊本県畜産協会、九州農政局
   
共催 熊本県畜産技術連盟
日 時

平成19年8月24日(金) 13:30〜16:30
会 場

熊本県畜産会館5階会議室(熊本市桜木6−3−54)
講演内容
演題1 「配合飼料販売価格の動向と今後の課題について(仮題)」
      協同組合 日本飼料工業会 専務理事 三野耕治氏

演題2 「エコフィードへの取組について(仮題)」
      農林水産省生産局畜産部畜産振興課 需給対策第1班長 松尾佳典氏
参集範囲

畜産農家、熊本県農業協同組合中央会、熊本県経済農業協同組合連合会、
熊本県畜産農業協同組合連合会、熊本県酪農業協同組合連合会、
熊本県新拓農業協同組合(社)熊本県畜産協会、九州農政局、九州各県・
団体担当者、熊本県農政事務所及び各地域,振興局(農業振興課
・農業普及指導課)、各家畜保健衛生所、農業技術支援室、畜産研究所
草地畜産研究所、畜産課


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