第9回全国和牛能力共進会


 平成19年10月11日〜14日まで、鳥取県の米子市をメイン会場に、「第9回全国和牛能力共進会」が開催されました。
 4日間の入場者は二十七万人を超えており、和牛農家の同イベントへの関心の高さが伺われました。
 本県からは種牛の部で、第2、3区(若雌の区)に各1頭、第6区(高等登録群)に3頭の計5頭、肥育部門では第8区に3頭の計8頭が出品され、種牛の部は全て1等賞、肉牛は2等賞に入賞しました。
 また、初めての試みとして第9区(去勢肥育牛)においては牛肉のうま味に関連するオレイン酸含有率が計測されました。その結果、格付はA4等級だった枝肉が、オレイン酸含有率61.1%で最も多かったとして、脂肪の質賞を受賞しました。
 本県としては五年後の長崎全共に向けて、
@ 出品者の選定            A 選抜する頭数の増加
B 調教の技術向上           C 肥育農家の選定
D 種雄牛の選定            E 出品部門の検討
F 広報活動の充実
等を実施していかなければならないと思われました。


       



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