■■■ 中山間地における放牧の取り組みについて ■■■
〜あか牛と仲間で守る農地〜
 熊本県畜産農業協同組合城南支所 平岡隆幸


1.地域放牧の概要
 私の勤務する熊本県畜産農協城南支所は、平成7年に県下の畜産専門農協が組織統合し誕生しました。
 管内の放牧については、その歴史は浅く、当時放牧場と称するものは無く100%舎飼の農村地帯でした。しいて挙げると牛舎に併設した運動場があって、雨が降ると「風邪にでもかかったら大変」と直ぐに牛舎にいれるような地域で牛にとっては幸せなのか不幸なのか分からないのですが、今思えば過保護かな?と思います。
 阿蘇地域のように広大な草地もありませんので「まさか放牧事業に携わる」とは、思いもしませんでした。先程申しましたとおり平成7年に組織統合により、阿蘇地域の牧野組合に「平坦地から繁殖牛を放牧にだしませんか」と話しがあり、平成8年度から「熊本型放牧畜産事業」が始まり、視察研修を経て平成9年1月に中央町の助成を受け、水田裏放牧を実施したのが放牧の始まりだと記憶しております。

2.放牧事業の新展開
 平成9年1月に中央町で始めた水田裏放牧を皮切りに、隣接する砥用町・豊野町・城南町・小川町・松橋町まで大小入れるとかなりの放牧地が誕生し(水田裏・耕作放棄地)、平成9年5月には、期待半分不安半分で阿蘇の牧野組合に片道2時間弱の道のりをトラックで運搬し「熊本型放牧畜産事業」に参加しました。平成15年度も継続し、お世話になっております。
 1.水田裏放牧について
  (電気牧柵の利点)
 2.熊本型放牧畜産事業(平成14年度から日本型放牧事業)
  平坦地域の牛を阿蘇の放牧場へ預託放牧
 3.未利用地放牧(荒れ地から放牧草地へ)
人件費が一番高い(高齢化)だから手を入れず荒廃化する 
  
管内の荒廃地を野生鳥獣がのさばり作物の被害が続出、益々荒廃 
  
イノシシ等の宝庫 あか牛の放牧を実施 
 【緑川流域まきばの会発足】
道路も判らない農地 掃除刈り山羊を活用し土俵面化 
  
ジャングル化 シバ種子の播種 
   
  シバ草地の完成 


3.経過と今後の方針





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