食肉の基礎知識/



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食肉の基礎知識
 家畜の生産から食肉が出来るまで  


食肉需要の増大と生産の増加

  食肉の種類は多く、今では、食肉は私たちの食生活に欠かせない食品の1つになっています。
 1人1年当たりの消費量は、肉類全体で、昭和35年に5kgにすぎなかったものが、平成8年には約6倍の31kgに達しています。種類別に見ますと、牛肉で7倍、豚肉で約11倍、鶏肉で約14倍にも消費が伸びています。(表1)
 このような需要の増大に応え生産を増加するため、家畜・家きんの飼養頭羽数も着実に増え平成9年には肉用牛では285万頭、豚では982万頭、ブロイラーでは約1億1千万羽が飼養されています。
また、生産性の向上を図るため、より増体率、肉質の良い品種間の交雑方法、飼養技術改善などが行われてきました。そして、なお国内生産では足りない分を外国から輸入しています。
さて、私たちにおいしい食肉を提供してくれる家畜や家きんは、生まれてからどんな一生を送るのでしょうか。

表1 1人1年あたりの消費量(単位:kg)
 
昭和35年
昭和50年
平成8年
肉類
5.2
17.9
30.08
牛肉
1.1
2.5
7.7
豚肉
1.1
7.3
11.6
鶏肉
0.8
5.3
11.0
注:平成8年度は速報値