食肉の基礎知識/



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 食肉の流通 −肉畜から食肉へ−  


肉畜の生産流通

食肉に仕向けられる家畜を肉畜と呼びます。わが国における肉畜としては、牛と豚が主なものです。このほかにもわが国の重要な食肉資源として鶏がありますが、牛や豚と流通経路などが異なりますのでここでは牛と豚について述べることにします。
 農家などで生産された肉畜は、第一段階としてと畜場や食肉センターでと畜解体されて枝肉となります。
 生産者からと畜場までの流通は、農協や家畜商を通じて出荷するものや生産者が自ら持ち込むなど幾つかのルートがあります(図1、図2)。



 また、肉牛の一部は家畜市場に出荷され、取引きされてからと畜場に回るルートもあります。さらに、地方においては地場消費向けに食肉小売業者が直接農家の庭先で一ないし二頭の牛や豚を購入し、自らと畜場に持ち込んで枝肉にして自分の店で小売りするという流通もあります。
 このように、肉畜の流通にはいろいろなルートがあり、生産者は個々の事情に応じて肉畜の販売ルートを選択しています。